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レシピ

適量?意外と知らないレシピの分量

「少々」とか「適量」ってどれぐらいなの?

母の味=適当が一番

こんにちは☆櫻井です。
仕事柄お料理教室やセミナーなどをよく開きますので、しばしばレシピおこすことがあります。やっぱり皆さんに美味しく作ってほしいから、詳し〜く細か〜く書きたいけど、長〜いレシピは、人が見てくれません…。
あと、私はO型ということもあるかもしれませんが、細かいグラム計算は生徒さんに教えることはありません。それは「お母さんの味」を皆さんそれぞれで見つけてほしいから。ちょっとくらいしょっぱいみそ汁や薄いみそ汁があってもいいんです。
やっぱりお母さんが作ってくれた料理は、子どもの記憶にしっかり残ってます。そして愛情を注がれていたことも実感しますから。
だから結構、お料理教室でも「こんくら〜い。」とか言いながら適当に醤油とか入れてます(笑)。

レシピの分量も適当な表示なの?

とは言ったものの、スイーツなどは、結構細かい分量の差が仕上がりに大きく差をつけてしまうこともあったりします。そんな時、「え?それってどれくらいよ?」とかレシピに文句言ってしまうシーンがあります。

1.「少々」

お塩…少々
とか書いてますよね。少々って少しより少ないの?少しより少し多いの?とか曖昧な感じですよね。
少々とは、写真のように「親指と人さし指でつまんだ量」のことです。よって個人差があってもオッケーなのです。
少々

少々の量

2.「ひとつまみ」

砂糖…ひとつまみ
って書いてますよね。これもつまむって手の大きさで違うやん!って突っ込みたくなりますが、これも写真のように「親指と人さし指と中指の三本指でつまんだ量」なんです。少々よりも多くて、約2倍量になります。
これも少しくらい個人差あってOK。
ひとつまみ

ひとつまみの量

3.「適量」

みりん…適量
とか「は?」ってなった方もいると思います。
これも決まった計り方や量があるわけではなくて、味見をして自分の味に整えて調節してくださいという意味です。
結局曖昧なのですが、つまりそこは、皆さんが自分なりの「お母さんの味」にしちゃえばいいのです。決して適当に書いているわけではないのです。

そんなに影響ないときにこの3つ表記は使います。

調味料以外にもお鍋などでよくあるのが、

4.「ひたひた」

鍋に入れる水の量を「ひたひた」という書き方をします。
浸る(ひたる)という意味ですが、浸るって具体的には?
「ひたひた」とは、食材が水面から顔を出すか出さないくらいの量のことをいいます。

5.「かぶるくらい」

これも「くらい」とか曖昧な言葉が入ってますが、これは食材が水に隠れるくらいのことです。

6.「たっぷり」

と書かれていたら、「もう鍋から溢れんばかりに入れればいいの?」って思うママはさすがにいないとは思いますが、「たっぷり」とは、食材が全て浸(つ)かり、さらに食材の上に全体の1/3ほど、水の層ができるくらい入れて下さいね。

さあ、これで迷うところは解消ですね。

(筆:櫻井友子)


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